COTTYができたストーリー

COTTYができたストーリー

敏感肌に、私自身ずっと悩まされてきました。

下着にレースやゴムがついてたり部屋着の縫い目が肌に当たったりすると摩擦で蕁麻疹が出てしまうので、毎日アレルギーのお薬を飲まなければならないほどでした。

 

店頭やネット上で、コットン100%の下着は非常に多く販売されています。

しかし、股ぐり部分には化学繊維のゴムを使っている、ウエストのゴム部分になぜかポリエステルのレースがついている、肌に触れる一部分にレースを使っているのに表示にはコットン100%になっているなど、実は純粋にコットン100%の下着は非常に少ないのです。

 

『ないなら、自分で作ればいいのでは?』という小さな思いつきから、2020年6月にCOTTYは誕生しました。

小学校以来ミシンを使った経験もなく、洋服や下着をどう作ればいいのか全くわからないところからのスタートでした。

2020年、新型コロナの感染拡大する中、洋裁に悪戦苦闘する日々。ショーツは伸縮性のある生地でできているため、素人の私には非常にハードルの高いアイテムでした。

 

夏ごろからマスクが市場にようやく出回るようになり、業者に買い占められていたダブルガーゼの価格が一時的に暴落したのです。

そこで、価格が暴落したダブルガーゼを数百メートル仕入れ、洋裁の練習を兼ねて部屋着のワンピースを作り始めました。

縫い目ができるだけ肌に触れない縫製方法を取り入れ、試作品としてコットン100%の部屋着を何十着も作り、実際に毎日それらを身につけていると、私のウエストや太ももに出ていた蕁麻疹は消え、背中のニキビや肌荒れもなくなりました。

この部屋着のワンピースをネットで販売してみると、想像以上に多くの方にご購入いただけました。

 

満を持して、再びショーツに挑戦。

縫製自体の技術は向上したものの、食い込まず履き心地のいいショーツを完成させるのが最大の難関でした。

そして2020年10月31日、初めてショーツが売れました。

着想から約1年半の長い道のりでしたが、初めてショーツをご購入いただけた時は本当に嬉しかったのを覚えています。

今では、高確率でリピート購入していただける、人気商品になってきました。