股ぐりにゴムを入れないこだわり

股ぐりにゴムを入れないこだわり

『絶対にゴムを肌に触れさせない』と同じくらい強いのが、『股ぐりにゴムを入れない』というこだわりです。

股ぐりのゴムは長年、絶対にいらない存在だと思っていました。

下着を作り始めるにあたって、真っ先に無くしたものが股ぐりのゴムでした。

 

ウエストゴムも肌の刺激が強いですが、股ぐりのゴムはレースをほどこしているものも多く、肌ストレスはウエストゴム以上かもしれません。

私自身、コットン100%の下着を買うたびにこの股ぐりのゴムに毎回ガッカリさせられていました。

 

コットン100%の下着を作っていく中で、やはり股ぐりにゴムを入れると、生地を少なく抑えられる上に縫製の処理も簡単なので人件費も抑えられます。下着を作る側からすると、一石二鳥な存在が股ぐりのゴムというわけです。

 

生地が多く必要でも、手間がかかって人件費がかかろうとも、COTTYは今後も股ぐりにゴムを入れることはしません。敏感肌に悩む人が、どれだけ股ぐりのゴムにストレスを与えられているか知っているからです。